
岡本製作所が経営継続の方針を固めた別府ワンダーラクテンチ=昨年12月
昨年十二月から休園している別府市の「別府ワンダーラクテンチ」について、所有する遊戯機器メーカー「岡本製作所」(大阪市)は自社で経営を継続する方針を固めたことが十四日、分かった。今年八十周年を迎える老舗遊園地の存続がほぼ確実となった。近く再開時期やリニューアルの概要を決める予定という。
施設の譲渡先を探していた同社の岡本典之社長は「ケーブルカー譲渡の許認可などがあり、すぐに売却とはいかなかった」と説明。「地元の人から『何とかなくさないでほしい』というメールもたくさん頂いた。一日でも早く再開できればと考えている」と話している。
同社によると、経営継続について役員の意見がまとまり、リニューアルの計画を立てている段階という。
幾つかの遊戯機器や古い建物などを撤去し、園内をすっきりさせる方針。憩いの広場を新設し、「フラワーパーク」にしたり、動物をより開放的に飼育することなどを検討している。周辺にレジャー施設が多いため、「これまでとは方向性を変えて競合しないようにする」としている。
同社は昨年七月、景気後退やレジャーの多様化などによる業績不振を理由に経営からの撤退を表明。十一月には売却か、リニューアルしての自社運営により、遊園地を継続する方針を示していた。
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