大分のニュース

「芸」を身に付けよう 公民館で講座

[2009年01月15日 09:57]

パフォーマーのいけうちしんさん(右端)に手ほどきを受け、南京玉すだれを練習する受講生

 大分市の南大分公民館で、ユニークな「仕事人間のためのイキイキ演芸講座」が開かれている。娯楽や生きがいづくりに役立ててもらおうと開講して二カ月。現在、挑戦しているのは、軽妙な口上とともに南京玉すだれを操る「芸」の習得。「シャキ、シャキシャキ。あ、さて、さて…」。受講生は大まじめだ。

 受講生は、市内の会社員や主婦ら計十人。「芸を身に付けてボランティア活動に役立てたい」「趣味として楽しみたい」「孫との触れ合いに生かしたい」など、受講の理由はさまざま。
 昨年十一月に開講し、毎月第二、四金曜の夜、大道芸などをしているパフォーマー・いけうちしんさん(大分市)に指導を受けている。講座が始まると、いけうちさんの指示に従い、玉すだれを曲げたり伸ばしたり。口上とともに、しゃちほこや国旗、柳などを連想させる形を作る。
 相野孝宗さん(78)=同市大石町=は「技は難しいが、できたときの達成感は最高」。介護士の森久美子さん(65)=同市城南=は「勤めている高齢者福祉施設のお年寄りに喜んでもらいたい」と熱心に取り組んでいる。
 赤松正容(まさかた)さん(66)=同市木上=は、ボランティアで市内の高齢者福祉施設や公民館のイベントで、日本舞踊を披露している。「訪問先で喜んでもらえるよう、レパートリーを増やしたい。楽しい芸をしっかり覚えたい」と話す。
 南京玉すだれで教わった技はまだ四つ。だが、覚えたうれしさから、年末年始に知人らの前で披露し、喝采(かっさい)を浴びた受講生もいる。
 講座は三月まで続き、皿回しや風船を使った芸にも挑戦する。いけうちさんは「受講生に演じる楽しさ、喜ぶ姿を見るうれしさを実感してほしい」と話した。

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