県内の百貨店や大型商業施設の初売り・年明け商戦はおおむね好調―。大分、別府両市内の主な大型店八店によると、例年に比べ売り上げが大幅に増えた店もあった。消費の冷え込みが深刻といわれる中、新春から“景気の良い”滑り出しとなった。
パークプレイス大分は元日から四日までの売り上げが前年比56%増(増床分含む)。元日は約十万人が来店し、一日の売り上げとしては開業以来最高を記録。「イベントも買い物も元日から楽しめる場所として浸透してきたと感じている」
同様に元日から営業したゆめタウン別府は、開業直後でにぎわった前年に比べ売り上げは減少。大分フォーラスは福袋に約九百人の行列ができたものの、売り上げは若干減ったという。
トキハ本店は二日の初売りで福袋と冬物クリアランスセールを初めて同時開催。売上高は前年比55%増となり「ここ十数年で例のない大幅な伸び」。別府店も27%増と双方大入り。わさだ店は前年並みという。
大分パルコは初日の二日が前年比9%増。休日明けの五日以降も前年比プラスが続く。トキハインダストリーあけのアクロスタウンは客数は増えたものの、売上高の伸びはいまひとつ。
初売り好調の要因として、十二月の買い控えの反動と、消費不況に伴うセールへの期待感の大きさが挙げられる。出足は好調だったものの、四日までの累計で前年並みに戻った店も一部にあった。毎年一月後半から二月は消費が鈍る時期。各店とも「十日からの三連休が第二ラウンド」と気を引き締めている。
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