県警が回収を進めるエアガン「S&WM500カシオペアモデル」(上)と、「コルトSAA45カシオペアモデル」
東京都北区の遊戯銃製造会社「タナカ」が製造販売したエアガンが本物の拳銃と同等の殺傷能力があるとして、警視庁が銃刀法違反容疑で摘発した。警察当局は市場に流通したエアガンの回収を進めており、大分県内では県警が三丁を押収していることが三十日、分かった。県警は「違法銃なので所有者は最寄りの警察署に届けてほしい」と呼び掛けている。
県警などによると、拳銃と認定されたエアガンは七月に発売された「S&WM500カシオペアモデル」(全長約三十九センチ、販売価格一万九千八百円)と「コルトSAA45カシオペアモデル」(同約二十六センチ、同一万七千五百円)の二種類。
強度を上げた薬きょう型のカートリッジに火薬を詰めると、実弾と同じ威力を持つ金属弾を発射できるという。警視庁は拳銃と同等の殺傷能力があると認定し、今月二日に拳銃所持の疑いでタナカの社長を逮捕した。
カシオペアタイプは全国に千九百四十八丁が出回っており、七百十一丁が押収されたという(いずれも十二月十七日現在)。大分県警は事件摘発後、県内の所有者三人から三丁を押収した。エアガンは店頭やインターネットを通じて市場に出回ったとみられるが、購入者をすべて把握するのは難しいらしい。県警組織犯罪対策課は自主返納を求めており、「一丁でも多く回収して、県民の安全を確保したい」としている。
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