
自転車で県内一周し、フィニッシュする鎌田沢一郎日本銀行大分支店長=13日午後、西大分のかんたん港園
日本銀行大分支店の鎌田沢一郎支店長(48)が、自転車で県内を一周(計五百四十九・七キロ)した。県内一周大分合同駅伝にヒントを得て、今年五月からこれまで十三回に分けて海岸線や県境に沿って走った。住民との思い出深い交流や美しい景色に、「大分の多様性や地域の個性が心底分かった」と話している。
高速走行のロードバイクを始めたのは一年半ほど前、大分に赴任した時から。学生時代に山岳部に所属していたこともあり、国東半島を一周する大会(約百十キロ)にも出場した。
県内一周は「もっと大分を知りたい」という気持ちからという。五月十一日に大分市のかんたん港園をスタート。一回当たり四十―五十キロを走り、毎回バスや列車で前走行時のゴール地点から再出発。十二月十三日、県内一周を達成した。
臼杵―津久見間にある海沿いの旧道は通行車両が少なく、サイクリングには最適。重岡―三重間と峠はまさに秘境。豊後荻―熊本県小国間の県境沿いは、久住山を目の前に見ながらの絶景だったという。「子どもたちは気さくにあいさつし、パンク修理などを手伝ってくれる親切な人もいた」と振り返る。
鎌田支店長は「次は江戸時代の細川氏が、参勤交代で通った肥後街道に挑戦したい」と張り切っている。
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