
完成した杵築市の観光交流センター「きつき衆楽観」
杵築市杵築に、大正期の酒蔵を改修した観光交流センター「きつき衆(しゅう)楽(らく)観(かん)」が完成し二十七日、落成式があった。大衆演劇の公演をメーンにするユニークな施設。来年一月一日にオープンし、こけら落とし公演がある。
市や市議会など関係者約六十人が出席。神事の後、八坂恭介市長があいさつ、小春稔市議会議長が祝辞を述べた。
同センターは木造二階建てで、延べ七百十八平方メートル。柱や梁(はり)は酒蔵当時のものを利用。一階の舞台で演劇公演をする。特産品販売コーナーや観光案内スペース、ギャラリー、レストランがある。武家屋敷を挟んだ場所に杵築ふるさと産業館があり、市商工観光課は「二つの施設を結ぶ観光客の流れをつくりたい」と話した。
総事業費は約二億三千五百万円。このうち約四割が国の補助。指定管理者制度を導入し、公募で決まった「千咲」(矢野公一社長)が運営する。
杵築市誌によると、昭和二十八年まで「衆楽観」という芝居小屋が市内にあった。後に映画館になり、現在は廃館。市は大衆演劇の公演に力を入れることから、新施設の名称として採用した。
来年一月から三月まで三つの劇団が一カ月ずつ公演する。問い合わせは衆楽観(TEL0978・63・0234)へ。
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