
100万冊目を借りた渡辺莉子ちゃん(中央)を首藤市長らが祝福
由布市挾間町のはさま未来館にある市立図書館(二ノ宮健治館長)で25日、2000年4月の開館以来の貸出冊数が通算100万冊を突破し、記念セレモニーがあった。
百万冊目を借りたのは、市内挾間町鬼崎の渡辺莉子ちゃん(9つ)=挾間小三年。週一回のペースで同館に訪れる“常連さん”で、特に科学分野の本が好きという。冬休み中に読む本を借りようと母晶代さん(39)と来館し、幸運に巡り合った。
首藤奉文市長が「百万冊認定証」と記念品を贈り、「多くの本を読み、心豊かに成長してください」と祝福。市長と一緒にくす玉を割った莉子さんは「これからも本をたくさん借りたい」と笑顔で話した。
同図書館は旧挾間町立図書館として、同館の二、三階部分に開館。市内だけでなく大分市から訪れる人も多く、一日平均約三百二十人が利用している。蔵書数は約八万五千冊(十一月末現在)。
同館は「子どもの読書環境の充実」を重視し、読み聞かせに適した紙芝居や大型絵本をそろえた児童書専用スペースを設けている。絵本・児童書や主婦向けの生活実用書は三階、一般図書は主に二階に置き、子どもや保護者が気兼ねなく利用できるよう配慮している。
このほか、読み聞かせを推進するため「おはなしキャラバン隊」や「おはなし会」といった活動を実施。館内には地元出身の童謡童話作家・後藤楢根を顕彰するコーナーを設けて郷土の文化の継承にも力を入れている。
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