
今年の10大ニュースを発表し、県政を振り返る広瀬知事=26日午後、県庁
「善きにつけあしきにつけ、激動の一年だった」。広瀬勝貞知事は二十六日、今年の県政十大ニュースを発表した。最も印象に残った出来事として大分国体・全国障害者スポーツ大会の成功と、県教委汚職事件を挙げた。世界的な景気後退で、自治体財政や県経済を取り巻く環境は厳しさを増しており、来年の重要課題として、「雇用・景気対策」と来年度からスタートする中期行財政運営ビジョンの実行を挙げた。
大分国体・全国障害者スポーツ大会については天皇杯、皇后杯の獲得や約四万人の来県者を迎えたことを踏まえ、「県民みんなで懸命に努力すればできるという自信になった」と成果を強調した。
残念なニュースとして選んだ県教委の不祥事に関して「県民に心配をかけて大変申し訳なかった」とあらためて陳謝。「教育現場で関係者を挙げて頑張っていくしかない」と県教育再生への決意をにじませた。
来年の経済情勢について「年の半ばまで厳しさを増すだろう。地場中小企業が苦境を乗り切り、雇用が確保され、解雇された労働者に新たな職場が見つかるようにしなければ」と述べ、雇用・景気対策にさらに力を入れる考えを示した。
中期ビジョンについては「(県政運営の)前向きの攻めの部分と、それを支える財政基盤づくりの両面でビジョンを実現していくことが大切だ」と述べた。
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