
「いい働き場所は見つかりません」。情報誌でアルバイト先を探す中国人留学生は頭を抱える
大企業の大幅減産に伴う人員削減で雇用情勢が悪化する中、県内で生活する留学生もアルバイト先を失うなど、不況の影響が出始めている。円高も重なり、日本での生活は苦しくなるばかり。新たなアルバイト先は見つからず、留学生たちは悲鳴を上げている。
「仕事がなくなります。あしたまでです」。別府大学二年の中国人男性(25)は十一月上旬、別府市外にあるアルバイト先の精密機械組立工場の上司から告げられた。授業終了後、ほぼ毎日のように深夜まで働き、毎月十万円ほど稼いでいた。仕送りは月五万円ほどのため、生活費の大半と学費は自分で用立てていた。
「日本語を勉強して貿易関係の仕事に就きたい」「両親を楽にしてあげたい」と、昨年九月に来日。「これまでたくさん仕送りをしてもらった。途中で投げ出して帰国することはできない」。雑誌や情報誌で新しいアルバイト先を探しているが「以前のように、学費まで稼げる働き場は見つからない」と悩む。
立命館アジア太平洋大学三年の韓国人男性(26)は母国で働き、学費をためて来日したが、急激な円高ウォン安が直撃。アルバイト収入だけでは、勉学を続けるのは難しくなり、十月から休学している。
「韓国はもっと不景気だから、親に仕送りを頼むことなどできない。アルバイトを増やさないといけないが、見つからない。早く復学したい」と打ち明けた。
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