
4月から勉強を始め、医療事務管理士技能認定試験に合格した2年生9人=文理大付高
日本文理大学付属高校商業科マルチメディアコースの二年生九人が、難関の医療事務管理士技能認定試験に合格した。
病院などの医療機関で治療費の計算やカルテの管理などができる民間資格で、試験(技能認定振興協会主催)は十一月下旬にあった。同試験は専門学校で目指すのが一般的だが、同校は二〇〇四年度から県内の高校で初めて授業に取り入れた。翌〇五年度に七人が一度に合格したものの、その後はなかなか合格者が出ないほどの難しい試験。昨年度までに計十人が合格したが、今回は一挙に九人の快挙。
合格したのは▽倉永知果(ちか)さん▽植田美香(はるか)さん▽佐藤友香(ゆか)さん▽中村莉胡(りこ)さん▽笠村鈴佳さん▽伊崎綾さん▽市川繭さん▽甲斐利奈さん▽田中伸歩(のぶほ)君。
合格者の一人、市川さん(16)は「入院のレセプト(診療報酬明細書)が難しかった。試験前は徹夜で勉強した」と話した。
同コースの二年生は四月から医療事務の勉強を始めた。指導している佐々木克也教諭(38)は「(合格は)就職に向けての第一歩、これから実習も始まるので、さらに実力を付けて、医療機関の内定を勝ち取ってほしい。ほかの生徒も合格を目指してほしい」と同クラスの三十人に檄(げき)。佐々木教諭は「就職が難しい時代に少しでも有利になればと思う。過去の合格者で、医療機関に就職した生徒も何人かいる」と話している。
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