東芝は十六日、半導体を生産する国内の四工場で年末年始の操業停止期間を昨年度より拡大するなど大幅な減産に乗り出すと発表した。北九州工場(北九州市)で生産ラインの停止期間を昨年度の九日間から二十五日間に増やすほか、大分工場(大分市)でも一部生産ラインを今月二十四日から二十二日間停止する。
世界的な景気悪化でデジタル家電や自動車向けなどの需要が低迷しているためで、生産縮小により在庫を圧縮し、市況を改善させたい考え。トヨタ自動車やパナソニックも生産縮小に乗り出す方針で、製造業の減産の動きが広がっている。
携帯電話などに使われる半導体メモリーを生産する四日市工場(三重県四日市市)では一部のラインを十三日間停止するほか、生産を来年一月から約三割減らす。姫路工場(兵庫県太子町)でも二十日から十八日間止める。
東芝は二〇〇八年九月中間連結決算の営業損益が二百三十四億円の赤字だった。半導体の生産工場では、派遣社員の契約更新を見送るなどして人件費の抑制にも乗り出している。
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