
ポスターを持って来場を呼び掛ける草の根の会の梶原さん(右)と須賀さん
終生ふるさとで生きた、中津市の作家、故松下竜一さんと妻洋子さん(60)を主人公にした二人芝居「かもめ来るころ~松下竜一と洋子」の中津公演(来年二月七日、中津文化会館)のチケット販売が始まった。“地元中津”での公演は、松下さんを支えた「草の根の会」(梶原得三郎代表)が事務局になり協力。「日常生活を描いたこの作品で本当の竜一像を見てもらえたら」と来場を呼び掛けている。
二人芝居はデビュー作「豆腐屋の四季」のころを中心に展開。さまざまなエピソードを通じ、変わらない生き方や夫婦愛を描いている。
脚本と演出はふたくちつよしさん。竜一さん役は俳優の高橋長英、洋子さん役は斉藤とも子。三人は六月に、松下さんの自宅や散歩コースの山国川河川敷などを訪れ中津を体感。プロデューサーの岡田潔さんともども、舞台にかける意気込みは熱いという。
草の根の会は制作当初から全面的に協力。最近では、せりふの中津弁をカセットに吹き込むなどしてサポートもしている。梶原さんは「豆腐屋で模範青年といわれたころ、その後の作家生活、市民運動にかかわってゆく姿など、どの松下さんも考えや姿勢は一貫していた。地元だからこそ知らない姿もある。多くの人にその生き方に触れてもらいたい」と話している。
東京公演後に熊本、福岡、大分各県で地方公演。中津公演は割安に設定しており、前売りで一般三千円、中学生二千円、小学生千五百円。
問い合わせは梶原さん(TEL0979・23・1134)か須賀るみ子さん(同22・0963)へ。
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