
「旅先でいろいろな人と友達になれるのがユースホステルの魅力」と話す青山聡マネジャー
別府市鉄輪地区に市内で唯一、県内では五カ所目となるユースホステル(YH)「別府湯けむりの丘」がオープンした。マネジャー(経営者)は別府に魅了された愛知県出身の青山聡さん(41)。「全国からの旅行者に別府の素晴らしさをアピールしたい」と、愛知での教員の仕事をなげうち転職した。
YHは世界的な「旅の宿」ネットワーク。誰でも安全に楽しく、安く旅ができるように考案されたシステムで、欧州を中心に世界に約四千、国内には約三百二十の施設がある。男女別の相部屋が基本で、同室者との触れ合いや情報交換を楽しめるのが魅力。
青山マネジャーは「故郷や職業、環境が違うさまざまな人の話を聞け、普段の生活では知り得なかったことを知ることができる」と、約二十年前からYHを使って旅を楽しんでいた。
十年ほど前、市内観海寺にあったYHのマネジャーの人柄に引かれ、通い詰めるようになった。いつしか別府の温泉や街、自然、歴史などのとりこに。温かく、話が面白いマネジャーに会うため全国から訪れる仲間たちの様子を見て、「やりがいがあって面白い仕事。老後に経営してみたい」と考えるようになった。
二年前、このYHが閉館することになり、仲間から「いつか経営するというのなら別府でやってほしい」と背中を押された。「今まで好きな仕事を二十年間やってきた。もう一つ好きなことができる。やりたくてもなかなかできない」。教員を退職し、別府で土地を探し、建物を建てた。
「別府の一番のすごさは温泉。色や泉質、ロケーションなどはどこにも負けない。日本人でも知らない人が多い」と、夕食後には温泉ツアーも開いている。
連絡先はTEL0977・77・1792。
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