雇用情勢の悪化は大学生の就職にも影を落とし始めている。全国の大学で来春卒業を予定している学生の内定取り消しが急増しており、県内の大学も実態調査などの対応に追われている。
厚生労働省のまとめによると、来春卒業を予定している全国の大学生の内定取り消し(十一月二十五日現在)が今春の八倍以上の三百二人に達している。
大分大学は事態を重く見て、全学部に内定取り消しに関する調査を指示した。内定辞退勧奨なども報告するよう求めている。
キャリア開発課は「企業の採用情報がなかなか提供されない。就職活動を始めている三年生に不安が広がらないか懸念している。今後内定を決めた学生から『この会社は大丈夫か』と尋ねられても、(経済情勢が不透明なため)答えようがない」と頭を抱えている。
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