
命の大切さについて話す遠藤順子さん
「愛情注げば命の大切さが分かる」
生命尊重の啓発活動に取り組む市民団体「大分ワン&オンリーいのちの会」(小名川由喜子代表)は二十九日、大分市グリーンカルチャーセンターで講演会を開いた。「命の大切さが分かる子どもの育成につなげよう」と企画。赤ちゃんがいる母親など約五十人が参加した。
講師は、同会顧問の安東利夫・大分大学名誉教授(78)と、一円玉の募金活動を通じて妊娠や出産に悩む女性を支援しているNPO法人「円ブリオ基金センター」の遠藤順子理事長(82)。
安東名誉教授は、母親がわが子に愛情を注ぐことの重要性を語り「子どもが幼児期に抱く母親への信頼は、将来社会に出た時、他人への信頼につながる」とした。遠藤さんは夫の作家・遠藤周作さんとの死別に触れ、命の大切さを訴えた。
同センターは募金を通じ、経済的な理由などで子どもを産みたいのに産めない女性に検診費や出産費を援助。県内では「大分ワン&オンリーいのちの会」が募金活動を続けており、「赤ちゃんを救うために募金を」と呼び掛けている。
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