
結成した別府市婦人防火クラブのメンバー=29日、別府市の複合商業施設
“輪”広げ街を明るく 用心呼び掛ける
別府市婦人防火クラブ(松木真勇美会長、41人)が29日、発足した。“女性の力”を生かし、家庭での防火や住宅用火災警報器の普及・啓発活動に取り組むのが目的。市内に婦人防火クラブが復活したのは約2年半ぶり。同市消防本部は「今回は地域ではなく、親しい仲間が集まったクラブ。防火活動の輪を広げていくモデルになれば」と期待している。
同市楠町の複合商業施設で結成式があり、二百人が参加。友永哲男副市長が「連帯の輪を広げ、災害のない明るい住みよい街を築いてほしい」とあいさつ。松木会長が「みんなで手を携えて努力する」と防火宣言をし、「火の用心」を三唱。幼稚園児の鼓笛演奏やフラダンスなどのアトラクションがあった。
住宅火災は、てんぷら油の過熱やたばこの不始末、子どもの火遊びなど、多くは家庭内の不注意が原因で発生している。家事で火を使い、在宅時間も長い女性が防火意識を高めることは、火災予防につながると期待されている。
だが、市内の明礬地区と枝郷地区にそれぞれあった婦人防火クラブは、メンバーの高齢化などを理由に二〇〇六年三月までに解散した。
今回のメンバーはスポーツ仲間やその友人たち。気が置けない仲間たちなので、いつでも集まれ、楽しみながら活動できるという。松木会長は「ミニバレーボール大会など得意分野を生かしたイベントでメンバーを増やし、活動の輪を広げていきたい」と話している。
今後、街頭で住宅用火災警報器のチラシを配るなどして、防火を呼び掛けていく予定。
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