
30日でいったん休園する別府ワンダーラクテンチ=8月15日
三十日で休園となる別府市の老舗遊園地「別府ワンダーラクテンチ」が来春にも再開する見込みであることが二十八日、分かった。経営する遊戯機器メーカー「岡本製作所」(大阪市)の岡本典之社長が明らかにした。「遊園地の売却」「大幅にリニューアルしての自社運営」―の二つの方向性を検討しており、「いずれにしても遊園地は継続する」としている。
岡本社長によると、同社は現在、遊園地として存続することを条件に県外の二社と売却について交渉中。売却が困難な場合はスポンサーを探し、これまでとは違った形の遊園地にして自社運営する。「遊園地を根本的に変える」ため、現在使われていない施設、建物を利用して温泉施設などをオープンし、遊具、動物はそのまま維持する考えという。
「来年一月末までには方向性が決まる。どちらになっても、来春までには何とか再開できるようにし、県民に愛され、来ていただける施設になるよう努力していく」と話した。
同製作所は今年七月、業績不振を理由に経営からの撤退を表明。当初は「譲渡先が見つからなければ八月末に閉園」としていたが、遊園地社員の申し出で、十一月末まで営業を続けてきた。
その間、大分市内の企業などと交渉を重ねてきたが、合意には達しなかった。
同遊園地の社員は十七人(アルバイトを含む)。そのうち十一人を十一月末で解雇するが、遊園地の再開が決まれば希望者を再雇用するとしている。残る六人は遊具の整備、動物の世話などに当たるという。
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