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輝く奉仕の心 大分合同新聞福祉賞

[2008年11月27日 13:49]

(後列左から)横山賢さん、岡本美枝子さん、山本正明さん(前列左から)山縣昭子さん、高河美智子さん、自在丸弘子さん、古賀精治さん

 第二十二回大分合同新聞福祉賞の表彰式が二十七日、大分合同新聞社であった。地域福祉の向上に尽力してきた個人四人と三団体が受賞した。長野健社長が賞状を収めたガラス盾を手渡し、「福祉の模範となる立派な業績のある方ばかりで、福祉賞の歴史に重みを加えていただきました。これからも福祉向上に寄与されるよう期待します」とお祝いの言葉。受賞者を代表して古賀精治さんが「栄えある賞を頂き光栄。それぞれの分野で、誰もが自分らしく生き生きと暮らせる社会の実現に尽力したい」と謝辞を述べた。

 ▽古賀精治さん(47)・大分市=大分大学教育福祉科学部教授=
 長年、ダウン症や脳性まひ、ADHD(注意欠陥多動性障害)の子どもたちの生活訓練指導や親への支援活動を続けている。「学校卒業後の就労や生活支援に不安を持っている親は多い。ライフワークとして、親の会の活動にかかわっていきたい」

 ▽自在丸弘子さん(69)・中津市=精神障害者の家族会「中津みどり会」会長、NPO法人「中津みどり会」理事長=
 家族会の中核メンバーで、同会が立ち上げた作業所の所長として、障害者の自立に向けた取り組みを支える。「受賞はこれからの活動の励みになる。会員の高齢化が進んでいるが、若い人にも声を掛け、少しでも多くの人に活動に参加してもらいたい」

 ▽高河美智子さん(57)・別府市=財団法人AFS日本協会大分支部長=
 世界平和を理念に、高校生の留学支援をする国際ボランティア団体。大分支部は今年十二月に三十周年の催しを別府市で開く。「節目の年に賞をいただくことができ、うれしい」と同行した夫の猛さん(59)と喜び、「今後も大分の国際交流の輪を広げたい」と抱負。

 ▽山縣昭子さん(66)・大分市=点訳奉仕者=
 一九八八年に県点字図書館の講習会を受けて点訳奉仕者になった。以後、二十年にわたって多くの小説などを視覚障害者のために点訳してきた。「夫をはじめ、周りの支えがあってこそ今のわたしがいます。受賞を励みに、健康第一に頑張りたい」

 ▽社会福祉法人豊友会 通所授産施設うばめ園・津久見市=山本正明理事長(園長)=
 知的障害者通所授産施設として一九八八年開園。障害に対する垣根をなくそうと、利用者が地域に溶け込めるような古紙回収などの社会参加型事業を推進。「二十年来の地域の協力があってこそ、仕組みづくりができた。受賞を励みに、さらに努力したい」

 ▽県立盲学校・大分市=岡本美枝子校長=
 一九〇八年に県私立盲唖(あ)学校として創立。専門性重視の教育で、約二千人の卒業生を送り出している。「さらに教職員が一丸となって視覚障害がある人の教育研究、教育相談に力を入れ、自立を推進し、新しい歴史の一ページをつくっていきたい」

 ▽県立聾(ろう)学校・大分市=横山賢校長=
 県内唯一のろう学校として、一世紀にわたり、聴覚障害のある子どもたちの教育拠点となって自立を促してきた。「二十二日に創立百周年の記念式典をしたばかり。先輩方や卒業生らが築いた歴史の重み、きずなの強さを感じている。次の百年に向かい頑張りたい」

 ■動画がご覧になれます。http://www.oitatv.com/

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