
知事に製品の説明をする長谷社長(左)
自動車用プロペラシャフト部品などを製造する東陽九州(豊後高田市、長谷博彰社長)は二十六日、現在立地する大分北部中核工業団地内の隣接地に、新工場を増設すると発表した。来年六月に着工し、二〇一〇年十月の操業を目指す。
新工場は敷地面積が八千百六十四平方メートル、建物面積が二千六百平方メートル(一部二階建て)で、投資予定額は六億六千万円。増設で生産能力は二倍近くになる見通し。東陽製作所山梨工場(山梨県都留市)での同部品生産を移管してコストを削減し、競争力を高める。新規雇用は当初十人を予定。
東陽九州は東陽製作所(本社・東京都府中市)が全額出資した完全子会社。〇七年四月、自動車関連の進出企業としては同工業団地で最初に操業を始めた。
エンジンの動力を車輪に伝えるプロペラシャフト部品を年間九十万個生産し、日産自動車系の一次部品メーカー、ユニシア九州(福岡県上毛町)などに納入。売上高は三億円(十二月期見通し)。
長谷社長ら役員三人が同日、県庁を訪れ、広瀬勝貞知事と永松博文豊後高田市長に立地表明書を手渡した。長谷社長は「十一月に入って受注計画が落ちているが、操業開始予定の二年後には回復することを願いたい」と話した。
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