
県農業のけん引役に…起工式で神事をする阿部理事長
県農協(阿部新咲理事長)は小ネギの広域集出荷貯蔵施設を建設することになり、二十六日、宇佐市上敷田の現地で起工式をした。産地広域化整備の一環で、六月の県農協発足後、初めての共同施設となる。
来年三月末の完成、四月稼働を予定し、総事業費は二億八千万円。施設は共同調製場とパッケージセンターで、処理能力はそれぞれ日量約一トンと約三トン。土耕小ネギ主産地の県農協くにさき、大分宇佐、中津下毛の三地域本部が利用する。
生産者に負担の大きい調製を一本化することで、余剰労力を生産に振り向けることができる。また、これまで五十グラム、百グラムの結束が基本だったが、パッケージセンターの活用で複雑な流通・消費サイドのニーズにも対応可能になる。
岩武俊幸大分味一ねぎ生産部会長は「現在、約八億円の販売高を十億円まで拡大するのが目標。施設をフル活用できるように生産体制の整備も併せてしていきたい」と話した。
昨年一月には、地域で「大分味一ねぎ」(宇佐市・中津市)「武蔵ねぎ」(国東市)と別々だった小ネギの銘柄を「大分味一ねぎ」に統一。七月には統一部会も設立し、広域化への体制が整えられてきた。
起工式には阿部理事長、時枝正昭宇佐市長ら約八十人が出席した。阿部理事長は「産地ブランド化の拠点として、県農業のけん引役になってくれると確信している」と期待した。
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