中津市のコミュニティーFM放送局FMなかつが運営する「NOAS FM」(ノースエフエム、78・9メガヘルツ)は二十八日から、生放送中の番組をインターネットを通じて聞くことができるようになる。難聴地区解消を目的に全国のコミュニティーFM十九局で運営する「サイマルラジオ」で配信。九州では初めての取り組みで、全国どこでも放送が楽しめる。
ノースエフエムは二〇〇五年九月に地域密着型放送局として開局。ただ、出力電波が弱いため中津地域にも旧本耶馬渓町や旧耶馬渓町など難聴エリアがあり、住民から「聞こえるようにしてほしい」との要望が強かった。
全国のコミュニティーFM局はいずれも同じ問題を抱えていた。このため、実証実験やネット配信に伴う音楽著作権の問題をクリアし、今年六月、インターネットでどこでも聞ける「コミュニティ・サイマルラジオ・アライアンス」を設立した。
サイマルラジオを通じてノースエフエムの放送を聞く場合は(1)ノースエフエムのホームページ(http://www.789.fm/)にアクセスし、トップページの「インターネット放送を聞く」をクリック(2)サイマルラジオ(http://www.simulradio.jp/)のトップページにつながり、ノースエフエムの「放送を聞く」をクリック―の手順。
ノースエフエム以外の「三角山放送局」(札幌市)、「湘南ビーチFM」(神奈川県)など加盟局の放送も聴くことができる。
FMなかつの梅本靖之社長は「新規のアンテナ建設が不要。これを機に全国に中津市をPRしたい」と話した。
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