大分のニュース

よみがえれ 青色ピッチ 九石ドーム

[2008年11月23日 10:31]

芝を全面張り替えする九州石油ドーム。オーバーシードのためトラック(手前)よりピッチが高くなっている=大分市

 県は十二月中旬から来年三月中旬にかけて、大分市の九州石油ドームのピッチの芝を全面的に張り替える。二〇〇一年のオープン以来、全面張り替えは初めて。サッカーのワールドカップ(W杯)や大分国体の歓喜、大分トリニータの奮闘を見守ってきたピッチが生まれ変わる。

 全面張り替えは一般的に五―十年が目安。九石ドームは日照をさえぎる屋根付きで風通しが悪い構造のため、芝の管理が特に難しい。二〇〇二年のサッカーW杯国内会場地の一つだったが、開幕前に枯れたり、育成不良が問題になった。現在は既にある芝の上に新たな種をまく「オーバーシード」を繰り返しながら維持管理している。
 本年度は大分トリニータの試合に加えて、大分国体と全国障害者スポーツ大会で芝を酷使。種をまく際に砂を入れるため、年々ピッチが高くなり、周囲のトラックより最大で十センチほど高い部分もある。さらに水はけも悪くなった。このためJリーグのシーズン終了後に全面張り替えをする。
 建設当時のピッチ面まですべてはぎ取った後、熊本県内で育成中の芝をロール状にして運び込み、張り替える。総工費は約一億円。
 本来は養生を含め半年程度の工期が必要だが、Jリーグの来季開幕までは約三カ月。芝を管理する沢野和成さん(44)=雪印種苗大分スポーツ公園フィールド管理事務所長=は「これまでも苦労の連続だったが、W杯以来の大仕事。万全な形に仕上げたい」と話す。
 今年はピッチの利用回数が多く、養生期間も十分取れなかったため、秋以降は荒れた状態になった。沢野さんは「多くの人は傷み具合に驚いていたが、逆に芝は“生き物”だと理解してもらえたのでは。維持管理には理解と協力が必要。張り替えを通じて、お互いがより良い使い方を考える機会になれば」と期待した。


試合して遊んで 芝生に「お別れ」来月、イベント

 県は十二月十日と同十二日、大分市の九州石油ドームで、小中学校のサッカーチームにピッチで試合をしてもらう「ドリームマッチin九州石油ドーム~僕らもJリーガー」を開く。参加チームを募集している。
 両日とも試合は午後六時から午後八時半まで。小学生八チーム、中学生四チームを募集する。試合は前後半三十分ハーフ。参加無料。申し込みは二十五日までに、県サッカー協会(TEL097・573・2288、ファクス097・573・2290)へ。
 同十四日には張り替え前の芝の“お別れイベント”として「ピッチで遊ぼうin九州石油ドーム」を実施し、県民にピッチを開放する予定。希望者には現在の芝を無料配布する。

県内過去のニュース

2月17日

2月16日

2月15日

2月14日

2月13日

2月12日

2月11日

2月10日

2月09日

2月08日

2月07日

2月06日

2月05日

2月04日

2月03日

2月02日

2月01日

1月31日

1月30日

1月29日

1月28日

1月27日

1月26日

1月25日

1月24日

1月23日

1月22日

1月21日

1月20日

1月19日

1月18日

[PR]セントラル短資FX

※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA