
広瀬知事の立ち会いで立地協定書に調印する吉田泰昌社長(左)=17日午後、県庁
「どさん子」などのブランドでラーメンチェーンを展開するホッコク(東京・吉田泰昌社長)は十七日、九重町にみそやしょうゆなどを製造する新工場の立地を表明した。将来的には町産の小麦を原料とした製品作りを目指し、大規模な農商工連携が期待される。吉田社長が広瀬勝貞知事立ち会いで坂本和昭町長と立地協定を交わした。
立地するのは、みそ工場(生産能力・年間百七十三トン)が同町田野、しょうゆ工場(五百キロリットル)と水工場(五百ミリリットルで五百万本)が同町菅原。いずれも来年四月から操業を始める計画。同社が全額出資する子会社を年内に設立し、十二人を地元採用する。
いずれも、かつて別会社が運営していたみそ、しょうゆ、水工場の跡地。施設の寄贈を受ける町と賃貸契約を結ぶ。ホッコクは設備投資と生産ラインの整備などで計約八千万円を投資する。
同社は全国で直営店二十店とフランチャイズチェーン約四百店を展開。新工場の製品を全店に供給するほか、小売店などでも販売する構想を描く。吉田社長は「安全・安心の食材を確保するため、コスト削減に知恵を絞りながら、できる限り地元で原料調達をしたい」と話した。
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