〇四年六月、小室容疑者は大分トリニータの「スーパーバイザー」に就任。同年八月にユニホームの胸スポンサーに、小室容疑者が役員を務めるマーケティング会社「トライバルキックス」(東京)と〇六年一月末まで契約を結んだ。しかし資金繰りが難しくなり、〇五年二月から練習着スポンサーに変更。金額はユニホームが推定一億五千万円、練習着が推定二千万円。
〇五年九月には約七千万円の未払いが発覚した。大分トリニータを運営する大分フットボールクラブが経営危機に陥った一因になったが、この時期から毎月約百万円の分割払いになり、現在まで滞りなく支払われているという。
大分フットボールクラブの古沢進二広報部長は「今回の件は残念。一時期とはいえ、スポーツと音楽の融合というテーマを掲げて応援してくれた。今後のことは支払いが滞った場合に検討したい」と話している。
〇五年十一月、大分国体と障スポ大分大会の実行委員会はイメージソング制作を小室容疑者に依頼し、約八百六十三万円で契約した。
実行委員会の広報専門委員会は全会一致で承認したが、スポンサー料未払い問題があったため一部委員から「なぜ小室さんなのか」という意見もあった。小室容疑者が作詞・作曲したイメージソング「チャレンジ」はイベントなどで数回使われた程度で、曲の浸透度は低かった。
江川清一・県国民体育大会・障害者スポーツ大会局長は「両大会に協力してくれた人だったので、びっくりしたと同時に残念」と話した。
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