大分大学経済学部(阿部誠学部長)は県内の高校との連携を強化する。二〇一〇年度末までの三年間、学生と高校生が小グループをつくって専門的な内容を一緒に学習する「学問探検ゼミ」を展開する。
大学で学ぶ機会を提供することで高校生の学習意欲を高めるとともに、高校生に勉強の仕方などを教えることで、学生の能力向上も狙っている。
ゼミに参加する学生、生徒の人数や対象校、学習テーマなど具体的な実施内容を詰めている。
文部科学省の「質の高い大学教育推進プログラム」に採択された。三年間で約六千万円が配分される見通し。
ゼミに参加した各小グループの学習成果は「高校生なるほどアイデアコンテスト」で発表してもらい、教育の質の向上につなげる。
将来の志願者となる高校生に大学の魅力を伝える「キャンパス大使」を学生に委嘱。高校生には「キャンパスリポーター」を務めてもらい、見聞きしたことを高校や大学の広報紙に寄稿してもらう。高大連携をテーマにしたシンポジウムも計画している。教員間の連携を深めるため、連携推進のワーキンググループも設置する。
羽野忠学長は「学生にとっては『教えることが学ぶこと』になると思う」と連携の成果に期待している。
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