
「かんたんdeアート」の発表会で塀に飾られた絵に見入る八幡小の児童ら=1日、大分市生石
自由な感性で『ぼくらのまち』圧巻50メートル、工場の塀彩る
大分市八幡地区の地域振興イベント「かんたんdeアート・かんたんにお絵かき」の発表会が一日あり、八幡小学校(佐藤和子校長、二百人)の児童らがパネルに描いた二十五枚の絵が、フジボウテキスタイル大分工場の塀に約五十メートルにわたって飾られた。
イベントは、自治会や同校、県内の画家らでつくる実行委員会(豊田弘之委員長)が、景観を明るくし、子どもが愛する元気なまちをつくろうと企画した。 同校の全児童は一カ月ほど前から、画家の三宮一将さん(37)=同市富士見が丘=らの指導を受け、段ボールや画用紙に、自由奔放に絵を描いてきた。 その総仕上げが二十五枚のパネル(縦〇・九メートル、横一・八メートル)の絵。低学年は「海の遊園地」、中学年は「未来の私たちの町」、高学年は「お祭り」がテーマ。数人のグループごとに話し合いながら、海や柞原八幡宮、未来の八幡地区の想像図―などをアクリル絵の具で描いた。 この日は、児童の絵と芸術緑丘高校の生徒が描いた四枚を同工場の塀に飾って、お披露目。 同工場近くにある医院の駐車場に児童や保護者、住民ら約五百人が集まって開会セレモニーをした後、絵を観賞した。豊田委員長は「感動した。地区が持つエネルギーと地域を愛する心が実感できた」と話した。同市上野丘の喜多川竜樹さん(35)=自営業=は「地味な塀が絵によって美しく変身した」。同校五年の岩尾好起君(10)は「絵を描くのはすごく面白かったので、来年もやりたい」と笑顔で話した。 二時間ほど観賞した後、絵は取り外され、医院の駐車場に移された。同所で今月末まで展示する。
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