
救命救急センター内の集中治療室=大分市の県立病院
県立病院(大分市)は十一月一日から、院内に「救命救急センター」を開設する。重症患者に、より高度な医療を行う「第三次救急医療施設」として県内三カ所目。重度のけがや急性心筋梗塞(こうそく)、脳血管障害など生命の危機に直面した患者を二十四時間体制で受け入れる。
山本明彦救急部長(37)=一日から同センター長=ら専従医師五人、看護師三十二人で対応。救急患者を一階の初療室で診察後、四階の同センターで治療する。集中治療室(ICU)を四床、ICUよりやや軽度な患者を収容する高度治療室(HCU)を八床設けた。
これまで救急患者は治療後に既設のICUや一般病棟にいた。ICUは手術直後の患者らで常時満床のケースが多かったが、センター開設で救急患者専用のベッドが確保された。
HCUは八床のうち四床が個室で、感染症患者の受け入れと、子どもなど付き添いが必要な患者に対応できるよう配慮した。山本部長は「県内の救急医療環境がさらに整うことで、県民の安心につながる」と話している。
県内ではアルメイダ病院(大分市)、大分大学医学部付属病院(由布市挾間町)が救命救急センターを開設している。
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