県教委は二十九日、県立高校教諭が小矢文則県教育長に対して教員採用をめぐる口利き疑惑への明確な説明などを求めて提出した公開質問状に回答しないことを決めた。教諭は三十日、小矢教育長が地方公務員法に違反しているとして大分地検に告発する。
回答しない理由について県教委は「質問内容についての回答はこれまでの記者会見で述べており、わたしが付け加えることはない」とする小矢教育長の談話を発表した。
公開質問状を出したのは、日出暘谷高校の早島浩一教諭(48)。教員採用試験での口利き疑惑や小矢教育長自身も認めた事前通知、県民の不信や批判を受けたことの違法性を問う質問状を提出し、二十九日までの回答を求めていた。
早島教諭は「回答もないのでは話にならない。トップ自身が疑惑を晴らさない限り、教育再生はないし、県民の不信は募るばかりだ」と話した。
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