
集落ぐるみでの鳥獣害対策を図り、田畑を囲む防護さくを点検する人たち=杵築市内
十一月一日からイノシシ、シカの狩猟が解禁される。鳥獣による農林業被害が深刻化していることから、昨年度に引き続き従来の十五日から前倒しで実施する。来年三月十五日まで。タヌキ、キジなどほかの鳥獣は従来通り十五日から。
二〇〇七年度の農林業被害額は三億三千九百万円。このうちイノシシが一億五千百万円、シカが一億百万円で、半分以上を占める。被害額は〇〇年度の五億四千六百万円をピークに減少傾向にあるが、依然として大きい。
県は昨年度から解禁日を早めるとともに、休猟区を半数以下に減らした。また、本年度から野生生物の被害防止策の助言に当たる「鳥獣対策アドバイザー制度」を創設。集落ぐるみでの対策を推進し、被害軽減を図っている。
県森との共生推進室は「一三年度までにイノシシ、シカの生息頭数を半減させるのが目標。狩猟意識の向上にも取り組み、今年は昨年を上回る捕獲が期待できそう」と話している。
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