
抱負を語る藤本昭夫氏
任期満了に伴う姫島村長選挙は二十八日午後五時、立候補届け出の受け付けを締め切った。その結果、現職の藤本昭夫氏(65)のほかに立候補者はなく、無投票で七選が決まった。これで同村長選挙は十五期連続で無投票。基幹産業だった漁業が衰退傾向にあるなど課題を抱える今後の村政運営について聞いた。
―無投票当選おめでとうございます。今の心境を。
完全な白紙委任を頂いた。村民の負託に応えるためにも、あらためて気を引き締めていかなければ、と感じている。
―七期連続、村では十五期連続の無投票となったが。
期を重ねるごとにいっそう責任の重さを感じている。多選と言われるが、四年に一度は必ず洗礼を受けてきた。結果的に十五期連続で、村民が無投票を選択したということ。
―六期を振り返って。
下水道、ケーブルテレビの普及率は100%。社会資本整備はほぼ完了した。今後は活性化に向けた人づくりや仕組みづくりなどソフト面の施策に力を入れたい。
―合併についての考えは。
今後も考えていない。合併せずワークシェアリングを維持したから若者が村に残った。村の活気、村の機能が維持できている。地方交付税の減額など財政面を心配する声もあるが、大きな事業がほぼ完了していることもあり、村民サービスの低下は招かない。
―これからの村政運営にどう取り組むか。
雇用の創出が最大の課題。基幹産業の水産業は後継者不足などで衰退傾向だが、水産業と姫島の豊かな自然をうまく組み合わせて観光面での取り組みを推進する。民間組織を支援するなどして交流人口の増加、若者の雇用の場を確保して村の活性化につなげたい。
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