大分のニュース

途上国の現状知って 青年海外協力隊員

[2008年10月29日 09:42]

話に聞き入る児童たち

  大分市の大在西小学校(羽田野秀典校長、九百七十四人)で、国際協力機構(JICA)の出前講座があった。
 二〇〇六年六月から二年間、青年海外協力隊員としてガーナで村落開発普及員を務めた渡辺朝子(ともこ)さん(31)=同市横尾=が、現地の人々の暮らしぶりについて話した。
 飲み水を求めて子どもたちが井戸の前に長い列をつくって待つことなど厳しい環境の中での生活を説明。黒板や机もない学校などの写真をプロジェクターで紹介した。驚いた表情で見る全校児童に、渡辺さんは「皆さんができることで応援してほしい」と呼び掛けた。
 ボランティア委員会の山口敬太君(六年)は、「村と都市部では生活の差が激しくてびっくりした。日本では考えられない」。赤木大星君(同)は「食事の前に手を洗うのは当たり前だと思っていたが、きれいな水が少ないガーナではそれも難しい。自分にできることを考え、発展途上国の役に立ちたい」と話した。
 同校は本年度から、発展途上国の子どもたちのため、ペットボトルのキャップをワクチンに換える取り組みに参加している。途上国の現状を知ろうと、同機構に講演を依頼した。

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