
(左奥から)西郷真理子さん、尾畑和雄氏、岡本真司氏、小林裕二氏=28日
「おおいた・まちなか再開発シンポジウム」(大分合同新聞後援)が二十八日、大分市の大分銀行赤レンガ館であった。市中心市街地活性化協議会(会長・安藤昭三大分商工会議所会頭)の主催。約百二十人が参加し、街づくりのヒントを探った。
高松丸亀町商店街(香川県高松市)などの再生を手掛けた西郷真理子さんが基調講演をした。「中心市街地再生の最大の課題は土地問題」として、(1)土地が細分化されて権利が錯綜(さくそう)している(2)都市空間が再編・整備されず美観も損なっている(2)地価が不相応に高いため投資が行われず、活力を失って事業者がいなくなる―と指摘。
「美しく魅力的な都市空間をつくっていくことが必要。それをするのは住民心理を担うまちづくり会社」と話し、街区の共通ルールをつくることや土地の所有権と利用権の分離などについて先進事例を説明した。
続いてパネルディスカッションがあり、西郷さんと県商店街振興組合連合会の小林裕二青年部会長ら四人が登壇。「商店街は物を買う場所として機能しなくなってきている。業種が偏り、不足業種が出ている」「そこに住んでいる人たち、商売をしている人たちが、この街をどういうふうにしたいかを夢も含めて語ることが大切だ」などと意見を出し合った。
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