
円高で円をウォンやドルなどに交換する人たち=28日午前、大分銀行本店
急速な円高を受け、県内金融機関の外貨両替窓口に、円から米ドルなどへ交換を求める客が相次いでいる。海外旅行に備えて円高のうちに交換するだけでなく、投機目的の人もいるという。
大分銀行本店では二十日ごろから外貨への両替客が増え始め、現在は一日約百人が来店。二十八日も一年前の半分にまで下がった韓国ウォンをはじめ、最近一気に下落したユーロや米ドルと交換する姿が見られた。
「通常の五倍近いお客さまが来店し、混雑時は一時間程度待っていただいている。将来の海外旅行に備え、早めに両替するお客さまが多い。十万円程度の両替が大半。明らかな投機目的のお客さまには金額を調整していただいたり、外貨預金を勧めている」と営業部。
大分市内の会社員男性(36)は外貨が上がった時に売って差益を出すため約百万円分を交換。「資産運用は底の見えない株より現金の方が安全。ドルとユーロを半分ずつ先行きを見ながら三回に分けて購入し、リスクを分散させたい」と話した。
一方、豊和銀行本店営業部でも両替客が増加。「米ドルの値上がりを期待し、何十万円というレベルで両替するお客さまがいる。外貨預金も問い合わせが増えている」という。
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