
ミヤマキリシマの周りの雑草を刈る関係者
大分西部森林管理署は、九重町湯坪の九州横断道路牧ノ戸峠のミヤマキリシマ自生地で、九重の自然を守る会や地元の観光協会、環境省、九重町などの協力を得て、ミヤマキリシマの保護とその成長を促すための坪狩りをした。
同管理署は昨年、峠の展望台から黒岩山に向かう登山ルート沿いの国有林内に、千平方メートルの試験地を初めて設け、くじゅう連山を代表する花、ミヤマキリシマの生育観察を始めた。
新たに加えた千平方メートルの観察ブロックを含めた計二千平方メートルで、関係者が点在した株を囲んで作業し、生い茂ったササやススキを刈り、アセビなどの枝を切り落とした。
岡本一孝署長は「くじゅうは人とのかかわりの中で、景観が維持されてきたフィールド。いろいろ意見はあるが、天然の株を育てるための試みで、昨年、刈り出しの作業をした場所では多くの花が見られた。関係者の協力があれば、さらに広げていきたい」と話していた。
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