
地区ごとに伝わる盆踊りを独特の所作で生き生きと踊る住民
地域に伝わる盆踊りを後世にしっかりと継承していこうと、中津市耶馬渓町の耶馬渓文化協会(梶原治孝会長)と耶馬渓盆踊り保存会(御堂光国会長)は、映像集「耶馬渓盆踊り全集」(DVD)を制作する。地区住民による撮影会が耶馬渓公民館文化ホールであった。
町内の六地区(柿坂、下郷、山移、深耶馬、城井、津民)には合わせて二十曲(種類)の踊りが伝わり、今も盆時期には地区ごとに踊られている。過疎や高齢化が進めば廃れることも危惧(きぐ)。今のうちにすべてをビデオ映像に記録しようと企画した。
撮影会には各地区代表の口説き手やはやし方、踊り子ら九十人が参加。ステージにやぐらを組み、ちょうちんを飾るなど雰囲気も演出。梶原会長が「耶馬渓の宝として継承、地域の元気につなげよう」、御堂会長が「地域の発展や刺激になることに期待」などとあいさつをして収録スタート。
三分ずつの区切りで「千本搗(づ)き」や「左エ門」「博多」「六調子」「トコヤン」「サッサ」などを、口説きやはやしに合わせてうちわを持った踊り子が独特の所作で生き生きと踊った。
DVDは十一月中旬をめどに資料用として百本制作。歌詞や楽譜などを収めた「歌文集」も作り、図書館など公的施設に配布する。一般向けには今後複製を販売する予定。問い合わせは文化協会事務局の増谷信一さん(TEL0979・56・2554)へ。
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