
図書館の在り方について考えるメンバーら
すべての市民が豊かなサービスを受けられる図書館を目指そうと、別府市内の有志が「別府市の図書館を考える会」を発足させた。県内外の先進図書館の視察や学習会などを通して、充実した図書館づくりを行政に働き掛けていく。佐藤慶子代表(57)らは「図書館は生活に欠かせない存在であり、多くの人が期待を持っているはず。市民が誇れる図書館について考えたい」と話している。
同会事務局によると、別府市立図書館は専任職員数が一人、蔵書冊数が約九万九千冊、年間貸し出し冊数は約九万四千冊などと、同規模(人口十―十五万人)の約百都市で比較した場合、あらゆる指標で長年最低ランクにある。県内の他市町に比べても低い水準にあるという。
財政難などでなかなか市立図書館の充実が進まないことに危機感を覚えたメンバーらが今夏、準備委員会を立ち上げたところ、市内で読み聞かせ活動をする人など二十五人が集まった。
結成総会は十九日に市内のニューライフプラザであり、約二十人が参加。由布市湯布院町で私設図書館「鬼ケ島文庫」を主宰する千竈(ちかま)八重子さんが「別府市立図書館の発展を願って」と題して講演し、魅力ある図書館づくりについて語った。
旧南小学校跡地に市が図書館を建設する計画が持ち上がっていることもあり、「多くの声と情報を集めて、学びながら行政を後押ししたい」と同会。「図書館の在り方を一緒に考えませんか」と入会を呼び掛けている。年会費は千円。
問い合わせは中村佐市事務局長(TEL080・1711・3461)へ。
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