熊本国税局は、二〇〇七事務年度(〇七年七月から〇八年六月まで)の所得税と消費税の調査状況(大分県内分)を発表した。
【所得税】申告所得金額が過少とみられたり、申告義務があるのに申告していないと思われる三千二百五十件を調査。うち二千四百二十八件で申告漏れが見つかった。
実地調査による申告漏れ所得金額は六十六億九千四百万円で、過去十年間で最高。実地に至らない是正のための簡易な接触を合わせた全体の申告漏れ所得金額は七十億四千百万円(前年度比12・4%増)。追徴税額は八億九千万円で、41・8%増となった。
【消費税】六百五十三件を調査した結果、五百二十九件で申告漏れが見つかった。追徴税額は一億五千二百万円で、過去十年間で最高。
【申告漏れ上位業種】同局管内(大分、熊本、鹿児島、宮崎の四県)で、一件当たりの申告漏れ所得金額が高額な業種は貸金業が三千八百六十一万円で、ワースト。以下②風俗業③焼き肉④廃棄物処理業⑤くず金卸売業⑥弁護士―が続く。
【県内の悪質事例】貸金業者が利息収入などを記載した資料を破棄し、収入を家族や知人名義の預金口座に入金して蓄財。申告漏れ所得一億四千百万円、追徴税額(重加算税含む)は五千百万円。
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