JR中津駅前に東横インがオープン
中津市豊田町で十四日、ホテルの全国展開をする「東横イン」(本社東京、重田訓矩社長)の大分中津駅前店がオープンした。同グループの県内進出は大分市に次いで二店舗目。中津市では自動車関連企業の進出に伴ってホテルの新規オープンが相次いでいるが、あおりを受けて撤退するホテルも現れており、既に“飽和状態”の観を呈している。
同ホテルは十三階建て。客室数はシングルを中心にツイン、車いす利用者向けの特別ルーム(一室)など計二百十五室で、現状で市内最多。レストランや宴会場はなく、朝食の無料提供、長期滞在者向けの割引サービスなどを通じてビジネス客に特化。スタッフは、正社員の八人を含めすべて地元採用。
中津市への進出動機について、セレモニーに出席した重田社長は「自動車産業が集積しつつあり、ビジネス客の増加を見込めると判断した」と説明。競争の過熱については「東横インのビジネススタイルを貫けば、客室稼働率七割を維持できると考える」と述べた。
中津駅南口では、二〇〇〇年に閉鎖した旧サティの跡地(現在は駐車場)に隣接する、地場の老舗ホテル(八十五室)が今月末に撤退予定。駅南口を出て最初に視界に入っていた、かつての二大施設から共に人けが途絶えることになり、市民からは「駅前の目抜き通りがさらに寂しくなってしまった」との声も聞こえる。
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