退任を発表する安藤昭三大分商工会議所会頭=14日午後4時、大分商工会議所
大分商工会議所の安藤昭三会頭(80)が十四日、臨時議員総会で「来月(十一月)末をもって会頭を辞任いたしたい。ぜひとも世代の若い方に(次期会頭を)お願いしたい」とあいさつし、退任する意向を表明した。足かけ十二年にわたって県経済界のトップを務めてきたが、五期目の任期満了(二〇一〇年十月)を待たずに引退する。大分商議所は次期会頭候補の選任に着手する。
退任理由を(1)昨年十一月に“暫時続投”で再任となってから一年がたつ(2)高齢に加え、左目の手術を受けて体調が万全でない―などとして「現在のように変幻極まりない経済情勢では抜かりない行動が必要。世代交代をしたい」と話した。
大きな課題だった大分市中心市街地活性化基本計画が国認定を受け、東九州自動車道が佐伯市まで開通したことも「一段落ついた」として理由に挙げた。
総会後の記者会見では、次期会頭については「具体的にどなた、ということはない」。後任が決まらない場合の再度続投は「今度はお断りいたしたい」と否定した。大分放送(OBS)相談役も会頭退任と同時に辞するとした。
今後、副会頭四人が選任作業の中心となって次期会頭候補の人選に当たる見込み。臨時議員総会を経て新会頭が決まる。
安藤氏は一九九七年四月、吉村益次前会頭(故人)の後を受けて会頭に就任。四期目の任期満了が迫った昨年九月、引退を表明したが、後任が決まらないまま同年十一月から五期目を務めていた。
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