伝統料理と創作料理の計27品を紹介したレシピ集「ふるさと三佐の郷土料理」
大分市の三佐校区つるさき七輪の街づくり推進委員会(三浦隆彦委員長)がレシピ集「ふるさと三佐の郷土料理」(A4判、一七ページ)を五百冊作製した。伝統料理と創作料理の二部構成で、計二十七種の”食”を掲載している。掲載したメニューの普及を目指し、料理教室の開催も始めた。
伝統料理は、三佐の冬には欠かせない「えそめし」「うちこみうどん」などのほか、県内に広く伝わっている「だんご汁」「とりめし」など計十六品を紹介。作製に携わったメンバーは、約二十人の”主婦のプロ”。二〇〇七年から公民館の調理室に何度も集まっては、各家庭の味付けを研究し、レシピを完成させた。
「昔ながらの味も、現代風のアレンジも大切にした。手間のかかるメニューもあるが、どれも次の世代に伝えたい、知ってほしいものばかり」と事務局の佐々木由美さんは話す。
漁師まちの三佐ならではの十一品も創作した。かつて養殖が盛んだったノリを使った「のりジャコーン揚げ」、人形山車をイメージした「三佐祭り寿司(ずし)」など、色鮮やかで名称も味わいも新鮮なメニューを開発した。
メンバーは「家庭の味を後世に伝え、古里を愛する心を育てたい」と意気込んでいる。今月五日には、同公民館で三佐小学校の児童と母親らに、レシピ集に掲載した伝統料理の作り方を手ほどきした。
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