どぶろくの醸造量を調べる大分税務署の多田義継上席国税調査官(中央)、左は杜氏の葦苅勝義さん=8日
杵築市大田沓掛の白鬚(ひげ)田原神社で十七、十八の両日、約千三百年の歴史を誇る「どぶろく祭り」(県選択無形民俗文化財)が催される。同神社で八日、醸造したどぶろくの口(くち)開(あけ)式の神事と税務署の検査があった。
大分税務署の多田義継上席国税調査官らが神社境内にある醸造所を訪れ、醸造量とアルコール度数を検査した。ことし醸造したどぶろくは約二・一キロリットルで、アルコール度数は例年並みの一六度前後。「上々の出来。酸味もほどほどで飲みやすい」と多田調査官。検査後、神殿にどぶろくを供えて口開式をした。
杜(とう)氏(じ)の葦苅勝義さん(77)は「ことしも飲みやすい味に仕上がった。熟成の途中なので、祭りの当日はもう少し酸味が増しているだろう。飲み過ぎに注意してもらわなければ」とPR。
氏子会の田辺公一会長(70)は「ことしは金曜日と土曜日に祭りがあるので、多くの人にどぶろくを味わってもらえそう。でも、飲酒運転は絶対にしないでほしい」と、呼び掛けている。
祭り初日の十七日には、神社の名にちなんだ「鬚自慢コンクール」が開催される。ひげの部(白ひげ、黒ひげ)、黒髪の部に分かれ、県内外から出場者が集う。
コンクールの出場申し込みは十四日まで受け付ける。問い合わせ、申し込みは市大田振興課(TEL0978・52・2222)まで。
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