
宅配された品物を受け取る川野きく代さん
佐伯市番匠商工会(高橋香一郎会長)は、今月から本匠地区の高齢者などを対象にした宅配サービス事業を実施している。宇目地区に次いで市内で二カ所目。
過疎地区に暮らす高齢者世帯では、近くに商店がないため、食料品や日常の生活必需品の買い物にも不自由している。
同商工会では本匠地区の商店(十四店)とタイアップし、高齢者から商品の注文を受けると、同商工会本匠支所の宅配員(一人)が指定された時刻にそれぞれの家庭に届ける仕組み。
会員登録(年会費千円)をすれば配送は無料で何度でも利用できる。現在の会員は三十一世帯。
同地区下上津川の川野初夫さん(93)は地元特産の因尾茶二ケースを注文。宅配車で届けられ、受け取った妻のきく代さん(89)は「週二回、移動販売車が来るが、ほかの地区を回った後に来るので欲しい物が残っていない。(宅配は)便利だと思う」と話した。
同支所では本匠地区の高齢者(六十五歳以上七百五十人)に会員登録を呼び掛けている。
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