市に寄贈する相撲の神様「日田どん」こと大蔵永季に関する講演録と古記録について説明する浜田昌澄会長(右端)=日田市役所
日田市の豆田地区振興協議会と城内まちづくり実行委員会は、相撲の神様「日田どん」こと、大蔵永季(ながすえ)をテーマにした講演録と永季に関する記述がある中世の古記録を市に寄贈した。永季の顕彰を通じて地域おこしを目指す豆田地区町づくり事業の一環。
講演録はことし一月に同協議会が開いた豆田地区町づくり文化講演会の内容を収録した冊子。小馬徹神奈川大学教授(文化人類学)が、文献などを通じて明らかになった「永季像」について語っている。
古記録は平安時代末期の西暦一一〇〇年ごろに、京都の公家によって書かれた日記で、永季のことが記された十三冊。東京の古書店などで入手した。
両組織のメンバーが市役所を訪れ、同協議会の浜田昌澄会長が講演録三十六冊と古記録十三冊の目録を佐藤陽一市長に贈呈。「永季について書かれた史料が日田市には少ない。市立図書館に置いて一般市民が見られるようにしてほしい」などと寄贈の趣旨を説明した。
両組織は十一月に、三年間取り組んできた豆田地区町づくり事業の集大成として、中世の日田を考えるシンポジウムを開くことにしている。
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