町中央公民館や別府市内のスタジオで録音して2カ月がかりで完成させた
日出町内で観光案内ボランティアなどの活動をしている「日出町豊の船の会」(渡辺睦子会長)の呼び掛けで、日出町にちなんだ曲を集めたCD「故郷の歌」が完成した。日出藩の儒学者・帆足万里をたたえる歌や、祖先が代々日出藩の要職を務めた滝廉太郎の曲などが入っており、メンバーは「歌を通じて故郷の良さを再認識してほしい」と話している。
CDは風光明媚(めいび)な日出町の良さを歌った「わが町 日出の郷」、帆足万里を称賛する「萬里先生賛歌」、滝廉太郎が作曲した「花」「荒城の月」「箱根八里」と最後の作品となったピアノ曲の「憾(うらみ)」。さらに、町の名物などを歌った「新日出音頭」の七曲入り。
演奏や歌には、地元のコーラスグループ日出・暘谷フラウエンコールはじめ、町内外で活躍しているアマチュア歌手やピアニストなどが参加。町中央公民館や別府市内のスタジオで録音して約二カ月がかりで完成させた。
豊の船の会のメンバー約三十人は町内の名所などを案内するボランティア活動を続けている。観光客に日出町の良さを歌でもアピールしようとCD制作に取り組んだ。
副会長で合唱にも参加した今井順子さん(69)=町内大神=は「思ったより素晴らしい出来。いろんな人にPRしていきたい」、渡辺会長(74)=町内藤原=は「さまざまな方の協力のおかげでCDが完成した。これまで埋もれていた曲もあるのでみんなで歌い継いでいきたい」と話している。
CDは町内の幼稚園や小、中、高校に贈呈。町観光協会の観光案内所や町商工観光課、町中央公民館などで一枚千円で販売している。
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