「豊の七瀬柿」を収穫する生産者の河野里美さん(左)と妻の和代さん
大分市野津原地区を代表する特産品「豊の七瀬柿」の出荷が始まった。
同市福宗の柿生産団地にある河野里美さん(67)方の柿園では、約三百本の木にオレンジ色の実がたわわに実っている。
河野里美さんは、鮮度の高い果実を消費者に届けようと、出荷日前の二日間に、妻の和代さん(68)と集中的に収穫作業を行う。
「今年は朝晩の冷え込みが顕著になるのが早く、果実が熟すのが例年より十日ほど早い。日光をたっぷり浴びて育ったので甘さも大きさも申し分ない」という。
豊の七瀬柿は、刀根早生(とねわせ)という種のない品種を渋抜きしたもの。皮が薄くて食べやすく、深い甘味が特徴という。
JAおおいたさわやか地域本部によると、野津原地区では十七戸が約十四ヘクタールで刀根早生を栽培している。今年は十七日から出荷がスタート。初回は三百五十キロを大分市の市場に、二回目の二十三日は約四トンを大分、宮崎両県の市場に出荷した。
出荷は十月末まで続く。今年の総出荷量は例年並みの約七十五トンを見込んでいる。
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