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【麻生内閣】政党「実効性ある政策を」

[2008年09月25日 10:19]

 麻生太郎自民党総裁が首相に指名され、新内閣を発足させた。新内閣の顔触れについて県内の与党関係者は実効性のある政策の実現に期待。一方、野党側は新鮮味のなさなどを指摘、内閣支持率の上昇は見込めないとみている。
 自民党県連の志村学幹事長は「盟友の中川昭一氏に財務、金融両分野を任せ、経済産業、厚生労働各大臣らを留任させるなど随所に工夫が見られる。国民に改革と経済活性化策の効果を実感してもらう『実効内閣』ができた」と評価。
 公明党県本部の竹中万寿夫代表も「国民が不安を持つ諸課題に対してしっかり仕事ができる布陣になったと思う」と期待を示した。
 一方、民主党県連の梶原九州男幹事長は「政策や国民生活よりも首相自身の好みや内閣運営のしやすさを重視している。自分を一番目立たせる布陣だ」と冷ややか。
 共産党県委員会の林田澄孝委員長は「構造改革路線を抜本的に転換しない限り、解散・総選挙に打って出ても、昨年の参院選のように惨敗するだけでは」。社民党県連合の内田淳一代表代行は「清新さに欠ける上、総裁選の論功行賞の色合いが濃い印象。衆院選に向け人気が上がるとは思えない」ときっぱり。
 国民新党県支部の後藤博子支部長は「国民が安心できる国会にするため、根底からやり直す必要がある」と、政権交代の必要性を訴えた。

 <各界>国民や地方が望む方向にしっかりと
 ▽釘宮磐県市長会長(大分市長)景気対策に全力を注ぐ決意を示した布陣との印象だ。即効性、実効性のある政策の速やかな断行を期待する。年金、医療、食の安全も待ったなしの課題。分権改革や格差是正も重要だ。国民や地方が望む方向にしっかり進めてほしい。
 ▽安藤昭三県商工会議所連合会長 宮崎県出身の中山成彬国交相には東九州自動車道の整備を大いに進めてもらいたい。米国の金融情勢が不安定な中、金融通の中川昭一財務・金融相の起用は期待できる。中小企業は苦境にある。解散・総選挙をするのであれば、その前に福田内閣が打ち出した緊急経済対策の補正予算を成立させてほしい。
 ▽阿部新咲県農協理事長 石破茂農相は(防衛問題の専門家のイメージが強いので)驚いている。汚染米問題など、緊急に解決への筋道を示すべき課題は山積している。生産者を苦しめている燃油・肥料高騰は自助努力の限界にきている。政府の支援はコスト削減の取り組みに対する助成が中心だが、直接補てんに力点を置いてほしい。

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