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絶滅危惧種の「アカササゲ」に新たな群生地

[2008年09月23日 09:38]

群生するアカササゲ

 昨年秋に豊後高田市内で見つかった環境省と県が絶滅危惧(きぐ)種[1]Aに指定するマメ科の植物「アカササゲ」が、新たに同市桂川上流の川岸で幅約七メートル、長さ約三十メートルの広範囲にわたって群生しているのが確認された。二十二日、県植物研究会顧問の荒金正憲さん(82)がアカササゲを見つけた大石忠昭さん(66)=市議=と現地を調査。「これほど咲いている場所はあまりないのではないか。とにかく驚いた」と話している。
 アカササゲはマメ科つる性の多年草。淡い赤紫色で直径三―四センチの蝶(ちょう)形の花で、中心の弁が曲がっているのが特徴。分布域は九州で、県内では日田市でも見つかっている。日本以外では中国や朝鮮半島に分布。
 昨年、大石さんが豊後高田市内の山間部を散策中に見つけた。その後、新たな情報を受けて再び探し始め、新たに桂川上流域の五カ所で咲いているのが分かった。広範囲の群生地は十八日に発見し、「見たときは圧巻だった」と大石さん。
 現地を訪れた荒金さんはルーペで花や葉を観察。「どうしてここに育っているか分からないが、このまま保護していくためには地元の協力が必要。人が取っていくのが心配」と語った。大石さんは「県などにも保護を働き掛けていきたい」としている。

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