北杵築小児童が安全運転を呼び掛けるかかしを作製。最後列右から2人目がかかしのモデルになった山本英雄さん
「止まってください。子どもたちのために」―。杵築市北杵築小学校(和田義孝校長)の五年生十二人が、安全運転を呼び掛けるかかし二体を作って田んぼに立てた。
五年生は本年度、社会や総合学習の時間で、稲作を学んでいる。六月には、同校近くの水田で田植えも体験。稲は順調に生育しており、収穫期が近づいたことから、九月になってかかしを作った。水田の持ち主で、作業を指導してくれた山本英雄さん(54)=同市東溝井=をモデルにしたという。
かかし作りをする中で、児童の間から「水田に面した通学路は、一時停止をしない車がある」「スピードを出す車が多くて危ない」といった声が上がり、安全運転を呼び掛ける看板を付けることに。全員で”標語”を考え、手書きの看板を作った。
荷宮大智君(11)は「かかしの顔を描くのが難しかったけど、よくできたと思う」と満足げ。河野明日香さん(10)は「学校の近くを通る車は、交差点では一回止まって、子どもがいないか確認してほしい」と話した。
このほど、児童と山本さんが水田にかかしを立てた。自分がモデルだと知った山本さんは「よく似ていると思います」と笑顔。「子どもたちのため、ドライバーは安全運転を」と訴えた。
児童らは近く、収穫体験をする。収穫後には、山本さんも招いて「おにぎりパーティー」を開くことにしている。
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