ちくわの穴が大きくなった? 県民の99%が物価上昇を感じていることが、大銀経済経営研究所の「身近な商品の物価上昇実感度アンケート」で分かった。ガソリンスタンドや食料品購入時に、価格上昇や中身の減少などを実感。県民は買い物や車の遠出を控えるなど節約志向を強めている。
調査は八月十五―三十一日に、県内の大分銀行本支店に訪れた五百二十二人から回答を得た。物価が「とても上昇した」と答えた人が全体の66%、「まあまあ上昇した」が33%を占めた。物価上昇を感じる(複数回答)のは「ガソリンスタンドに立ち寄った時」が82・6%でトップ。食料品を購入する時やニュース・新聞を見た時―が続く。
値上がりを具体的に感じるのは(1)値札価格の上昇(2)商品の分量が減っている(3)安売りでも以前ほど下がらない―の順。ちくわの穴が大きくなるなど、「実質値上げ」が一目で分かる商品が多くなっているという。値上げ幅が大きいと感じる品目上位はガソリン、パン・めん類、光熱費、卵・牛乳・乳製品など。
物価上昇対策(複数回答)として「買い物をなるべく控える」が56・4%、「安売りやセールで購入」が50・3%、「電気・ガスの節約」が46・5%を占めた。ガソリン価格の高騰でも「遠出を控える」が69・6%で最も多く、以下「運転やエアコンの使い方を工夫」「なるべく歩く」。
県民の節約志向の強まりについて、同研究所の沓掛正幸社長は「身近な商品の値上がりだけに、より敏感に反応しているのだろう。買い控えが消費を冷やすことにならないか注視する必要がある」と話した。
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