福岡県八女市で車を奪った男が四日間逃走を続けた事件で、強盗致傷容疑で逮捕されたブラジル国籍の無職モリヤ・バルデシー・タモツ容疑者(40)が福岡県警の調べに「元同僚の家に押しかけようと思い、車を奪った。(拳銃の形をした)凶器は元同僚に報復するために自分で作った」と供述していることが十五日、分かった。同県警は慎重に裏付けを進めている。
調べでは、モリヤ容疑者は十日午後、八女市の山中で、同県久留米市の夫婦に拳銃のようなものを突き付け車などを強奪した疑い。
約二十キロ離れた同県朝倉市の国道でパトカーの追跡を受け、車を乗り捨てて逃走。近くの駐車場から盗んだとみられる軽トラックを、さらに約十二キロ離れた日田市で運転中に大分県警に発見され、再び乗り捨ててはだしで逃走したため、付近の住民約百人が一時避難する騒ぎとなった。
十四日午後、大分県警の捜査員が別府市内で発見、逮捕した際には、逃走時と違う服装で靴も履いており、凶器は持っていなかった。別府市までは別の車で移動したとみられ、捜査員におとなしく従ったという。
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